ドイツ ハンブルクのエホバの証人が集会所で銃撃され、複数の死傷者が出るというショッキングな事件が起きました。
この事件に対し、ハンブルグ市長は犠牲者の遺族に哀悼の意を表し「当局が加害者の追跡と背景の解明に全力を尽くしている」とツイートしました。
また、ドイツのショルツ首相も10日「私の思いは犠牲者と、その遺族とともにある」とツイッターに投稿し、哀悼の意を示しました。
ドイツではナチスの時代にエホバの証人がユダヤ人と同じく迫害を受けた歴史的事実があり、今はその歴史を反省し、首相や市長、州議会から敬意を示される団体になっています。
勿論、ドイツだけでなく欧米でもその評価は高く、ヨーロッパ人権裁判所では多くの有利な判決を得ています。
科学や医学、テクノロジーが進歩した時代にあっても、なお、戦争や非人道的で残酷な事件が相変わらずこの世界から無くならないことを残念に思う気持ちは読者諸兄と同じです。
でも将来について心配する必要がない理由もあるのでポジティブにもなれます。