人の寿命は80年。
健康で生きられるのは、一般論としてそのあたりが限界でしょう。
それでこんなことを考えてみましょう。
生まれてきた子供が先天的な病に侵され、医師から余命「80日」と言われた時。
大変なショックと、絶望感に襲われます。
「先生、うちの子の病名は何なのでしょうか。助かる方法はないのでしょうか。」
私たちは生まれた時、余命80年の宣告のもとにあります。
そう考えると、一生懸命勉学に励み、勤勉に働いて、いくばくかの貯金と社会的地位を得ても、皆行きつく先は同じです。
人生にはいったいどんな意味があるのだろうか、と考えることは誰にでもあるものです。