人は自分の人生の日々が過ぎていくことをあまり気に留めないものです。
夏休みがあと何日残っているとか、帰国するまでに残り何か月とか、財布の中のお金があとどれくらいなのか・・・、などと言う話では具体的に残っている分量がイメージしやすいですね。
しかし、自分の命の日々が過ぎていき、人生があとどれくらい残っているのだろうかとはあまり考えないものです。
特に若い皆さんはそうかもしれません。
年をとっていたとしても、このようなことは楽しい話ではありません。
それでも、今まで死ななかった強者は誰もいませんから、このままいけば、どうあがこうと人生には終わりが来ます。
傷は治るし、骨折も元通りになるのに、やがて全ての終わりが来るのは何とも納得しがたいことです。