日本では河川が氾濫して水害が生じています。
一方、欧州では大動脈となる河川が干上がり問題が生じています。
イギリスのテムズ川、ドイツを流れるライン川は国家の経済を支えてきました。
しかし熱波の影響により河川の水位が減少し、交通に問題が生じています。
歴史が示す通り、河川の水位減少は攻め入る敵に進入路を許すことになり、例えばバビロンという国家の崩壊に至ることもありました。
コロナ、戦争により、平穏な生活では必要のない莫大な国家支出が求められている今日、痛い問題が度重なっています。
パンデミックや戦争はもちろんのこと、自然災害による問題を克服し、平穏に普通に生活できる社会を実現し維持できる国家が当然望まれるわけです。
しかし我々の英知ではそれが達成できないというのは歴史が示す教訓かもしれません。