1分で読める petit-column

■jw.org ウェブサイト 言語数 世界一

一生懸命働いたとしても 虚しさが残るだけ?

素晴らしい志を持って一生懸命に働くことは人間社会の美徳の一つです。

私たちの社会はそのような人がいるからこそ何とか維持されています。

ただ志を持ってそうしたとして、ひとはいったいどんな良いものを得るのでしょうか。

私たちの中には生涯使い切ることが出来ないほどの巨万の富を得る人もいます。

望んだ権力をつかんだり、社会的、学問的、芸術的実績を残すひともいるかもしれません。

しかしどんな「成功」をおさめた人であっても、100年もたたないうちに老化してこの世界から消え去ります。

そしてインスタ映えするのは人生の一瞬、ささやかな一コマに過ぎず、多くの場合人生は難儀で満ちています。

これは無視できない厳然たる事実です。

死後どこかで、自分のいなくなった世界を観察することなどできません。

死んだら無になるだけです。

それで夏休みが確実に終わったように、あなたの人生も確実に終わりを迎えます。

その「スケジュール」を無視して一生懸命働いたとして、人生に何が残るでしょうか。

それで人生はただこれだけのものなのだろうか、という疑問は絶えず頭から離れ去らないのです。

www.jw.org