国連の人口統計では、今年の半ばにインド人の人口は14.3億人程度になり、世界一となります。
1999年8月にインドの人口は10億人を突破しましたが、そのまま年1.6%の割合で増加し続けるなら、約40年後には、インドは中国を抜いて世界一人口の多い国になると予測されていました。
しかし、それよりもずっと早くその時が訪れることになります。
すでに、インドと中国で世界人口の3分の1以上を占めていますが、インド人の人口の増加の速さは、24年前の予測を遥かに凌ぐものです。
それで、ポジティブなこともネガティブなことも、予測というのはあくまで予測であって、その通りではない前提で備えることこそリスク管理の基本なのだと思います。